起立性調節障害の診療

診断・治療

朝なかなか起きることができない、ずっと立っているとふらつくことがある、目覚めが悪い、寝付きが悪いなどの身体症状が出てくることで気づく方が多い病気です。
身体症状が出て長期化すると生活リズムが崩れ、精神的にもなんとなく悶々としてくるため、悪循環に陥りやすい特徴を持っています。現在の病気の程度をしっかり判断するために、身体症状に加えて多角的な聞き取りをさせていただき、総合的に判断して、治療方針を決めていきます。そのため、アセスメントに時間がかかります。
 

起立検査

起立検査は、しっかり体が寝ている状態から体を動かした時の血圧の変化から、体の中で何が起きているのかをみていく方法です。
身体的症状の原因をある程度判定できる検査方法になっています。
 

聞き取り

身体症状が長く続いていると、身体全体の自律神経に影響を及ぼしてしまうような生活の乱れが生じてしまっていることが多くみられる病気です。生活リズムを規則正しく元に戻して行くことが治療し